タペタム(たぺたむ)

視神経円板の背側部の血管板と脈絡毛細血管板の間に存在する構造物。ネコの眼にはタペタムと呼ばれる層が網膜の下に備わっており、この層が光を反射するため、入射光と反射光の両方の光が網膜を通過することになり、わずかな光でも物を見ることができる。

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